大学を卒業しても飲み続けた。大学在学中はその気楽さで簡単に精神科へ通えたが。社会人になるとそうはいかない。精神科に通っているのがばれるとクビになると思い込み精神科へは通えなかった。飲酒のみで眠らなくてはいけなくなった。結果、二日酔いのまま出勤していた。仕事中に酒臭いと言われたこともあった。仕事が休みの日には一日中酒を飲んだ。
仕事は家電量販店での営業の仕事だった。契約社員でいつ首になってもおかしくない職場だった。ストレスMAXの職場で上司からの暴力もあった。職場の人間関係は最悪でいれかわりがはげしかった。この職場でアルコール依存症とうつが共鳴しあい、自分が壊れた。辞めますと言ったところで簡単にはやめれなかった。そこで無断欠勤し仕事をさぼり実家に引っ越しした。正式にやめるのはその2か月後だった。2か月仕事をさぼっていてもまだ辞めるなと言われた。
仕事は当時、超氷河期でやめたところで次の仕事が見つかるわけもなく実家にひきこもっていた。実家の仕事は飲食店だったので手伝いっていた。そのまま後を継ぐことになった。精神科に行き不眠症、うつ病、アルコール依存症だと医者に言い抗うつ剤と睡眠薬をもらった。
母親からはあとを継ぐのに大学なんか卒業しなくてもよかった、2留もして卒業する意味なんてなかった中卒か調理師専門学校に入った方がずっとましだったと言われた。まったくそのとおりなのだがしかもうつ病にもなるなんて何の因果だろうか。
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