アルコール依存症-4

kousaten アルコール依存症

病院に入院したり通院で治療を受けていてもまだ飲み続けていた。飲まなくなるまで10年以上かかった。シアナマイドを飲んでいても飲み続けた。

シアナマイドは頭が痛くなる程度で慣れれば飲酒可能だった。さすがにいつもの量は飲めなかったが。

10年くらいすると今日は飲まなくてもいつか飲んでやるといった気持ちで断酒できた。コンビニに行けば大量のお酒が飲みごろの温度で売っているのでいつでも飲めるといった気持ちで断酒できた。

断酒といっても週一飲んだり、毎日飲み続けても休肝日を作るといったところだ。ここ2年は完全に断酒している。いつかうまい酒を飲んでやるという心構えなのだが。

近所にお酒の安いスーパーがあってそこでいつも買っていたが「最近買ってないですね。」と店員から言われ「しばらくやめておこうと思って」といったら「いいことです」と言われてうれしかった。

飲んでしまうのでいとこの結婚式にも参加しなかった。結婚式なんて久しぶりの晴れの席だがいとこも叔父も毎日のように飲むアルコール依存症予備軍なので欠席すると言っても反対はなかった。親戚中が自分がアルコール依存症なのを知っていた。それを隠すつもりはない。

タバコもやめることができた。ここ四年は全然吸っていない。たまに吸いたくなるが。

日本はアルコールの規制が弱い。CMでうまそうに飲んだり、ハロウィンや花見で屋外で飲んだりするがアルコール依存症を助長する社会構造になっている。酒税も安い。

外国では蒸留酒を買うと依存症認定される。日本は喫煙のように取り締まってもいいと思う。TVCMや女性に接待させ飲む店の禁止などだ。

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